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プロデュース型

本当の意味でのプロデュースを行います。プロデューサーが建て主の要望を元に、建築家工務店をコーディネートし、進捗管理・設計管理・予算管理・工事監理・アフターメンテナンスなど、計画全般にわたってサービスを提供します。

計画の最初から最後まで、建て主側に立つ第三者が目を光らせてくれる事によって、トラブルを未然に防ぎ、建て主の希望を細部にわたって実現します。

ただし、プロデューサーの労力と責任が大変大きいため、プロデュース料は決して安くありません。全額をプロデュース費として請求されるかは別にして、少なくとも総額で200万円以上は覚悟しなくてはなりません。

この業種の一番の問題点は人材の不足です。少なくとも建築家と同程度の設計の知識と工務店と同程度の施工の知識がなければ2者を取り仕切ることはできませんし、プロジェクト管理やコミュニケーション能力も高いレベルで要求されます。このような人材は計画的に短期間で育成することはまず不可能であり、長年の経験の中でたまたまそのような能力を身に着けた方のみが、結果としてプロデューサーとして成立しているというのが現状です。

このような極少数の腕のいいプロデューサーは確かに満足度の高い住宅を作りますし、工事費をうまく圧縮することによって、プロデュース費を払ってもお釣りが来るということもありえます。逆に、選択を間違えれば単に議事録書きや連絡業務に高い費用を払うことになり、場合によってはプロデューサーが入ることによって、かえって計画が混乱することさえあります。

いずれにしても、プロデューサーがすべての矢面に立って計画を進めますので、建築家や工務店よりも、プロデューサーそのものの信用や実力、相性を見極めることが何より重要となります。

2005/11/11(関)